糖鎖固定化金ナノ粒子(SGNP)とは

SGNP ( Sugar chain-immobilized Gold Nano-Particle ) は糖鎖を修飾した金の粒子で、大きさは約10 nm(10x10-9m)です。

糖鎖選択的にレクチンなど糖鎖結合性タンパク質と結合し、タンパク質が多価であれば溶液中で凝集反応が起こり沈殿する特徴があるので、結合挙動を目視で調べることができます。また、SGNPの溶液は530 nm付近に吸収がある(赤ワインの様な色)ため、凝集度の数値化や、ドットブロッティングによる結合の有無の確認も可能です。